リトルポート甲子園口では、何らかの事情で小学校に通うことができなくなった児童の受け入れと居場所の提供を行っています。
営業時間 |
月曜日から金曜日の11:00〜18:00 |
対象児童 |
西宮市内の小学校区に住む小学生 |
設置コース |
自習室利用コース |
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利用料金 |
自習室利用コース ¥ 3,300 / 日(月上限 ¥ 33,000) |
令和6年度より、こども家庭庁の方針で児童発達支援・放課後等デイサービスでの不登校児受け入れが可能になりました。リトルポート甲子園口では、五月雨登校・不登校児の居場所として、発達支援室を子供たちの自習室として提供しています。
学習の習得具合に応じて、学習に遅れが生じないよう主に学校で出された宿題を利用して教科学習の支援を行います。また、放課後等デイサービスコースをご利用の場合は、発達段階に応じて必要な生活(日常動作・コミュニケーション・日常生活)の支援を行います。支援内容はリトルポート甲子園口の定める令和7年度支援プログラムと同じ内容です。令和7年度支援プログラムについてはこちらをご覧ください。
社会福祉士をはじめ、専門知識を有する職員による保護者のサポート体制を整えています。適宜状況に応じて個別相談に応じることができます。
不登校が見られる場合、原則として放課後等デイサービスの不登校支援を公費で受けることができます。従前の名残で放課後等デイサービスの利用には医療的ケアを要する障害児通所給付費の支給決定通知というものを受ける必要がありましたが、現在は医学上の発達課題がみられなくても、教育的ケアを要する児童として医療的ケア同様に放課後等デイサービスを利用するための支給決定が行われることになっています。
障害児通所給付費の支給決定を受ける必要がありますが、教育的ケアを要する児童の場合はプロセスが画一化していないため、一旦リトルポート甲子園口までご相談ください。小学校と調整の上、リトルポート甲子園口が手続きのサポートをいたします。
なお、リトルポート甲子園口の不登校支援は個別サポート加算(III)を画一的に請求するためのものではありません。
放課後等デイサービスを公費でご利用になられない場合は、私費による自習室利用が可能です。この場合、リトルポート甲子園口ではなく株式会社シナモンアンドブラウンのシナモスタディの施設をご利用いただくことになります。
原則として平日の11時から18時まで自由に出入りが可能です。不登校支援の場合、あらかじめ予約をとった上で決まった時間に利用するという従前の放課後等デイサービスの利用方法とは利用実態がかなり異なってきますので、リトルポート甲子園口では利用児の利益を最大限考慮して、自由入退室制を採用しています。
医療的ケアを要する発達課題と教育的ケアを要する発達課題は、厚生労働省と文部科学省が別々に基準を定めていて、なんと双方は一致していません。非常にややこしい事態になっていますが、いわゆる医師の診断を要するような課題が見られない場合でも、従前の制度に倣い形式的に支給決定手続きを行う必要があります。なお、この辺りの不整合を解消するために、放課後等デイサービスは厚生労働省を離れてこども家庭庁に移管されています。
放課後等デイサービスは、こども家庭庁の管理下で運営される公的なサービスで児童福祉法に基づいて提供されます。この点がフリースクールとは異なります。また、リトルポート甲子園口は主に教育的ケアを要する通常学級児を主な対象児としているため、小学校等の教諭免許をもつ教育系職員を主に配置している点も特徴です。
専用のお問い合わせフォームを用意していますので、そちらから必要事項を入力の上リトルポート甲子園口までご連絡ください。不登校が生じる原因はさまざまなため、社会福祉士等の専門家によるヒアリングののち、ご利用契約を結べばその日からご利用が可能です。