特許を受けるには、完成させた発明の内容を誰にも教えることなく、特許事務所までご連絡ください。理想を言えば、発明が完成する前から弁理士に協力を依頼し、秘密の確保と特許を受けやすくするための技術的な修正等を適宜加えていきながら開発を進めていくのがベストです。
特許は、完成させた発明が誰にも知られていない状態でなければ受けられません。発明を完成させたら誰にも教えることなく特許事務所までこっそりご連絡ください。そして、弁理士にその発明はどのような課題をどのような方法で解決し、その発明によりどのようなメリットを受けることができるのかといった技術情報や背景事情を説明していただき、その後に弁理士が伺った内容から出願書類を書き起こして特許庁に特許出願をします。発明の内容を誰かに伝えるのは、弁理士から出願が完了した旨の連絡を受けてからにするのが鉄則です。これだけは、絶対に肝に銘じておきましょう。
一方、理想を言えば発明が完成する前から弁理士に協力を依頼し、秘密の確保と特許を受けやすくするための技術的な修正を加えながら開発を進めていくのがベストです。大企業や知財に明るい中小企業の皆さんは、主にこの方法で開発を進めています。そして、これらの調査と舵取りを組織的に行なっているのが「知財部」と呼ばれる部署で、大企業でなくても特許事務所・弁理士と顧問契約をすることで知財部の機能は企業規模に関わらず持つことができます。顧問料金は一般に月5万円程度ですが、1日分(8時間)のタイムチャージを目安に計算すると最多価格帯になることが多いです。
特許に関する疑問・ご質問は、まずこちらのフォームからご連絡ください。2〜3営業日をめどにフィラー特許事務所からご返信先メールアドレス宛に回答をお送りいたします。このフォームの送信により料金が請求されることはありません。ご参考に、フィラー特許事務所の特許出願料金を掲載しておきます。顧問契約のある方は、顧問先料金となります。
特許出願に必要な調査全般を行い、明細書起案書を作成し起案するまでの料金です。
特許出願に必要な書類を作成し、特許庁に特許出願を行う料金です。
特許査定が通知された後、初回特許料の納付手続を行う料金です。拒絶査定の場合は必要ありません。