小学校で習う漢字は、文部科学省の定める学年別漢字配当表に列挙されていますが、どうしてもこの配当表通りに漢字を覚え切ることが難しい場合、ある程度覚える漢字を選択し、間引く必要も出てきます。
まず、自分の名前と住所、よくある地名や一般に氏名に使われやすい漢字の習得に絞り、そこから日常生活・社会生活で少なくとも書く機会があるであろう漢字から優先して練習をすべきでしょう。例えば、2年生では「雲」を習うことになっているのですが、社会生活おいて雲を漢字で書く機会などほぼないですし、読むことでができ、それが空に浮かぶあの雲のことであると認識できていれば、雲という漢字が書けなくてもさほど問題はないと割り切ることも必要です。
漢字は覚えれば点数になる要素が強いため頑張りがちですが、点数を取るためだけの勉強は、私たちは後回しにすべきです。