高校選びは学力よりも本人の意思

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令和6年8月に、こども家庭庁支援局から「障害児支援におけるこどもの意思の尊重・最善の利益の優先考慮の手引き」が西宮市を通じて共有され、主にこどもの進路については児童本人の意思（希望）と利益が最大化することができるよう、支援・教育行政を進めていく旨の通知がされました。

進路については、こどもの意思とは関係なく、「〇〇に入れてあげるのが本人のためだから」と言った名目で、本人の意思や希望と合致しない進路を半ばこどもに押し付けたことで、結果として学校に通うことができなくなり、かえってこどもの将来を悪化させた例がこども家庭庁、ならびに文部科学省として無視できないレベルにまで及んでしまった反省から、このような方針転換が行われることになりました。

今後は、きちんと自らの意思を伝えられる児童から希望する進路の道が用意される時代になるという認識でいることが大切です。