特別支援学級は、小・中学校に設置されている学級の一つに過ぎず、1組、2組、3組という並びと一緒に、何年特別支援学級組があるというだけのことです。ですから、1組に在籍しようが2組に在籍しようが客観的に差がないように、特別支援学級に在籍しようが、在籍しまいが、小学生であることに変わりはありません。ただ、例えば1組〜3組と言った通常の学級にいた場合、学習面や集団生活において困難があると心配される場合に、ある意味特別扱いができるように、特別支援組を指定してその組に入ることができるという配慮がされているのが、特別支援学級です。
あくまで配慮・ケアのためのクラスですから、使うものは使い、必要がなくなれば他の必要な児童に定員を渡す、この程度の態度で十分ですし、むしろ、せっかくなので便利に使わせてもらう位の気持ちでいることが大切です。