よく使われる名称

...じはつ・ほうで・じはつかん

投稿：2024年10月06日

児童発達支援のことを児発（じはつ）、放課後等デイサービスのことを放デイ（ほうでい）、さらに略して放デ（ほうで）と呼んでいます。一般に児発は未就学児、放デでは就学児とされていますが、実は児童福祉法にはこのような区別は規定されておらず、慣習でこのように運用されています。 そして、児童の支援計画等の作成を指揮する責任者を児童発達支援管理責任者をいい、略して児発管（じはつかん）と呼んでいます。なお、放課後等デイサービス管理責任者という人は存在しません。

ところで、まれに児発管を「サビ管」と言われる場面に遭遇されたことがあるかもしれませんが、これは児童発達支援が厚生労働省の管理下だった時代に、高齢者向け社会福祉施設の児発管に相当する「サービス管理責任者」と呼ばれる方が、（なぜか）児童発達支援事業にもそのままキャリアを活用できていた時代の名残です。

現在は、児童発達支援・放課後等デイサービスはこども家庭庁の管理に移りましたので、事実上厚生労働省から主なこども支援事業はなくなりました。それに合わせて、複数の厚生労働省寄りだった福祉用語が、どちらかといえば教育・文部科学省寄りの教育用語に切り替わっていますので、リトルポート甲子園口では、こういった称呼の統一を業務規定であらかじめ定めています。