投稿:2024年5月25日
集中して物事に取り組めないというお悩みは非常に多いのですが、その一因に、子ども向け遊具や本、文具類がカラフルで鮮やかすぎて集中できないという問題が関係していることがあります。これは大人の事例ですが、スマートフォンがやめられない人の画面設定を、カラーからモノクロに変えることで、視覚刺激が減り接触回数や依存度が減ったという検証結果があります。
同様に、集中力や注意力の維持に課題があったり、そわそわして落ち着かず、物事に取り組めない傾向がある子どもの場合、視覚刺激、特に色の刺激を制限することで、落ち着きを取り戻すことができることがあります。とかく最近はフルカラーで、子どもの興味を引くための工夫が張り巡らされた情報満載なグッズ類が主流になっていることも、注意散漫、集中の邪魔になっている場合があるので、注意が必要です。