株式会社シナモンアンドブラウン
開設:2024年4月1日
更新:2024年7月15日

セキュリティシステムの導入について

リトルポート甲子園口では、セコムのセキュリティシステムを導入し、あわせて入退管理システムを使用した通所児童の提供時間ログを記録することになりました。まずは、放課後等デイサービスの利用児から、順次入退管理カードをお渡しします。

登所時に「出勤」、退所時に「退勤」をチェックして「ピ!」をして帰る運用を始めます。これは、支援科目「社会」の支援プログラム「入退管理」として扱います。こういった個別には習わないけれども社会では普通に行われるルールも、リトルポート甲子園口では今後も積極的に取り入れていきます。

また、閉所後はドアノブの振動アラートを設定していますので、こじ開けようとした場合や営業時間中でも不審者を察知すると(児童福祉施設ということもあり)セコムと警察に非常発報が送信される仕組みになっています。閉所中は発達支援室内部に人感センサーが作動していますので、万が一閉じ込め等が生じた場合でも、セコムが人の動きを察知して救助に来るようになっています。

入退管理カードは、放課後等デイサービス(小学生)の利用者から順次お渡ししていきますので、社会のルールの勉強としてこのカードがどういう性質を持ち、どう取り扱わなければいけないのか、ご家庭でもぜひお話しください。

子どもの背の高さに合わせて高さ1mの位置に設置しています。入退管理カードは不正防止の観点からご家庭にお持ち帰りいただき、ご利用時に「ピ!」をお願いします。

入退管理カードは一人一枚発行いたします。施錠機能は入れていませんので紛失しても特段問題はありませんが、会社からの貸与物ですので大切に管理されるよう支援プログラムにもその旨を記載しています。

支援実施記録簿の「生活」を「生活・社会」に改め、入退室管理のほか、iPad等の利用申請手続、報告・連絡・相談の項目を設け、社会生活において必要な基本動作の支援項目を追加しています。

閉じ込め防止対策

閉所後や外遊びのため全員で外出するときなど、施設内に人が残らない場合はセキュリティロックがかかります。セキュリティロックがかかると301教室(発達支援室)内部の人感センサーが稼働し、内部に人影を発見するとX秒後にセコムに非常発報が送信され、警察に出動要請がかかります。

これは、不審者がドアをこじ開けて侵入した場合を想定していますが、万が一児童の閉じ込め等を起こしてしまった場合にも、迅速に救助が駆けつけられるよう子どもの安全対策としてもその効果を発揮できる仕組みになっています。

このほかにも、リトルポート甲子園口では複数のセキュリティ・防犯機能を稼働させています。その全てはインターネット上で公開することはできませんが、二重・三重の予防線で子どもと職員の安全を確保しています。